熱海でレクチャーとゼミ活動をおこなってきました。
2022年12月23日、machimoriの市来広一郎さんにお声がけいただき、ATAMI2030会議 中心市街地リノベーションまちづくり分科会で、建築再生についてレクチャーをさせていただきました。
市来さんは都立大から出身の熱海にUターンされて、リノベーションを通して衰退しかけた熱海のまちを元気にしている方で、市来さんが本学でレクチャをされた際にいろいろとお話をさせていただき、それがきっかけで、熱海のエリアリノベーションに関する会議にお呼びいただきました。その会議には、10年来のお付き合いをさせていただいている、横浜国立大学の江口享先生も参画されていました。人の縁はつながりますね。
会議には、熱海市・金融機関・建物所有者の方などが出席されており、特に、建物をリノベーションする際の遵法性や耐震性の確保の重要性と、金融に関する内容を中心に講演をさせていただきまたした。講演後は、エリアリノベーションの次なるステップに関する講演内容をふまえた活発なディスカッションが行われました。会議後、リノベーションされた建物を視察させていただきましたが、とても魅力的な建物ばかりで、熱海を楽しむことができました。「ロマン座カド」というホテルの202号室に宿泊した人しか入ることのできない本屋さんなど、ざまざまな、楽しい仕掛けがまちにあふれています(202に泊まりました!)。これからの熱海の長期的なまちづくりに、少しでも関わっていくことができれば幸いです。
翌日、12月24日は、奥村ゼミのゼミ生とゼミに興味のある2年生と熱海のまち歩きをおこない、多くのリノベーションされた建物を見学し、エリアリノベーション関する出張ゼミを行いました。この日も、お忙しい中、市来さんが学生さんを連れて案内していただき、学生さんともども、とても充実した時間を過ごすことができました。学生さんも今後の活動のモチベーションアップにつながったと思います。改めて、市来さんに感謝を申し上げます。
ぜひ、みなさんも機会がありましたら、熱海に足を運んでみてください。熱海は、人とのつながりを感じることのできる、とても魅力溢れるまちでした。










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