本年もよろしくお願いいたします。昨年は大変お世話になりました。ドタバタで、ご挨拶が遅れてしまいました。 移動制限が徐々に解除されたことから、年末年始は地元の福岡県の北九州に帰省し、久しぶりの部活の同窓会などにも出席しながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。2022年12月31日、設計者である磯崎さんを悼み、北九州市立美術館を見に行きました。閉館していましたが、北九州全体を眺めることのできるこの場所で、小さいころ、絵画コンクールなどで、自らの絵が展示されて嬉しかったことなどを思い出したりするなど、改めて、自分を見つめ直す帰省となりました。 昨年は、大学の専任教員となって建築再生ゼミを発足させたり、共著ではありますが著書を出版したり、査読論文の採録が決定したり、実務でも色々な提案をしたりと、実務と研究・教育において、目まぐるしい変化のある日々を過ごしましたが、色々なことに挑戦して、それを楽しむことができたのではないかと思っています。 昨日、1月19日、東京工芸大学での今年度最後となる非常勤の座学の授業を終えました。授業後、森田芳朗先生と、宮ヶ瀬湖付近のカフェで冬の湖を眺めながら、今年度の振り返りや来年度の授業のことなどのお話を楽しくさせていただきました。お聞きすると東京工芸大学は100周年を迎えるとのことで、本学も来年度100周年を迎えるこから、2つの大学は同級生であることが分かりました。帰宅後、昨日は、非常勤のダブルヘッダーでしたので、東京都立大学の社会人向けの生涯学習講座をおこないました。ふー。 年始からドタバタと、いろいろな対応に追われていましたが、それもとてもありがたいことだと、全てのみなさまに感謝しています。実務や研究においても、今年はさらに活発化しそうですので、ご報告させていただければと考えています。今春にはコロナが2類から5類になるとの報道もあり、個人的には、マスクなしの世界に早くなってほしいと願っています。 引き続き、今年も新しいことに挑戦しようと考えていますので、みなさま、どうかご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 奥村誠一建築再生設計事務所 主宰文化学園大学 造形学部 建築・インテリア学科 准教授 奥村誠一