10月, 2022

 
10月 17, 2022

六本木のミッドタウンで行われている「環るデザイン」を体感してきました。

 10月16日、六本木のミッドタウンで10月14日からおこなわれている、東京ミッドタウンデザインタッチというデザインの祭典に行ってきました。  東京ミッドタウンデザインタッチとは、「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、2007年から開催されているデザインの祭典で、今年は「環(めぐ)るデザイン」をキーワードに、デザインの魅力や可能性を身近に体感できるイベントが行われていました。  今年の目玉は、芝生広場に設置された永山祐子さんが設計している「うみのハンモック」という36m×12mのインスタレーションです。海の波のように見えるのは連なるハンモックとタープで、これらの素材は廃棄された漁網をアップサイクルした糸でできています。海洋汚染や生態系へ影響が問題となっている海洋ゴミ、循環のデザインにのせることで「環(めぐ)る」モノとして人々につなげる試みでした。なお、展示が終わると素材は再利用され、さまざまなもに再び生まれ変わることのです。  多くの家族連れや若者がこの「うみのハンモック」で休日を楽しんでいて、優しい風景がそこにはありました。もう、単にデザインがカッコイイから、とかいうことがもてはやされる時代ではないですね。地球環境を考えながら、楽しさや喜びをつなげることに、デザインの役割があると思います。環境と風景を大切にしていきたいと思いました。  1日ではとても全てを見て回ることはできないくらい、たくさんの企画が六本木ミッドタウンで行われており、ミッドタウンはデザインに溢れています。いつみても、21_21デザインサイトは美しかったし、隣接する公園には彫刻のような美しい滑り台やブランコなどもありました。東京ミッドタウンアワード2022の受賞作品の展示も見てきましたがどれも楽しく、デザインの力を感じました。日頃、自宅で使用しているうすはりの富士山グラスもこのアワードの受賞作品とのことでした。驚  11月3日まで行われている企画ですので、みなさんも六本木に寄ることがあれば、ぜひ、「環るデザイン」を楽しんでみてください。 https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/