著者の1人として執筆していた『建築生産(第三版)』という本が発売されました。(以下、自分なりの謝辞)
8月29日、著者の1人として執筆していた『建築生産(第三版)』が完本したと出版社から連絡があり、著書が届きました。出版日は8月15日で、発売日は8月30日となります。
建築生産とは、建築をつくるしくみを学ぶ分野なのですが、時代とともに建築のつくりかたは変化し続け、新しい技術や手法、あるいは、建築生産のプロセスを理解しておく必要があり、それらを第二版からさらに分かりやすくアップデートさせることを心がけて、執筆に当たりました。
ことの始まりは東京大学の松村秀一先生からお声がけをいただいたことからであり、建築生産(第二版)を改訂するとのことで、ありがたく、参加させていただきました。私は、恩師の角田誠先生が第二版で執筆された第9章「設計と監理」の部分の改変を、東京電気大学の小笠原正典先生と一緒に担当することになりました。角田先生からのご推薦があったとのことで、角田先生には感謝を申し上げます。
執筆を担当した9章の中で、建築生産を考える上で重要となってきている「建築再生の設計方法」についても節を追加して記述させていただきました。建築全体の執筆者会議とは別に、同章の執筆をご一緒した小笠原先生とは密にやりとりをさせていただきましたことについて、感謝を申し上げます。
本書は松村先生と合わせて、東京大学の権藤智之先生にも編著者として、細やかな調整・指導をいただきました。この場を借りて、両先生には感謝を申し上げます。合わせて、出版社の澤崎明治さま、大村和哉さまにも感謝を申し上げます。
執筆にあたっては、一度も対面で顔を合わせることなく、オンラインでの会議やSlackというコミュニケーションツールを使用しての執筆となりました。少し、寂しい気もしますが、コロナ禍、最善の出版の進め方であったのではないかと思っています。(コロナが落ち着きましたら、先生方にお会いできる機会があるといいなと、勝手ながら思っています。)本書の執筆を通じて、私自身、大変、多くの学びがありました。どの章を読んでもワクワクする内容となっております。全ての共著者の先生方に感謝申し上げます。
すでにアマゾンのページに掲載され、内容の一部が紹介されています。ぜひ、お気軽に手にとって(ポチって)いただければと思いますが、大学での初学者向けの教科書としても利用されている書籍ともなっています。この度は、このような機会をいただき、改めて、関係する全ての皆さまに感謝を申し上げます。ありがとうございました。



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