千葉工業大学の田島則行研究室にてゼミの指導をおこなわせていただきました。
2020年12月3日、千葉工業大学の創造工学部建築学科の田島則行先生にお声がけいただき、田島研究室のゼミにおいて、学生さんの卒業設計と修士設計の指導をおこなわせていただきました。ゼミはオンラインではなく、対面での指導を依頼されましたので、習志野市の津田沼にある千葉工業大学に足を運びました。今年度初めて学生さんとの対面となりました。初めて千葉工業大学を訪れたのですが、建築学科のある1号館は20階建ての高層ビルで、とても綺麗な建物で驚きました。1号館だけなく、キャンパス全体がとても綺麗で、私のイメージしていた工業大学の雰囲気ではありませんでした。
広い部屋で3密を避けつつ、各自マスクをつけたままでゼミを進めたのですが、提出が近づいていることから、学生のみなさんは真剣な眼差しで課題に取り組まれており、そのような雰囲気の中でゼミは進みました。リノベーションに精通する建築家の田島先生の研究室であることからも、ゼミ生の半数近くがリノベーションに関する提案でした。一人一人の真剣な発表に対して、私もその熱量に答えるべく、真摯に対応させていただきました。ゼミの最後に、学生最後の設計ですので楽しみながら悔いのないように取り組んでもらいたい旨を伝えました。アウトプットには生みの苦しみがありますよね。
今年度は多くの大学でオンラインでの講義をさせていただきましたが、やっぱり、対面がいいですね。ゼミでの指導を通じて、楽しい時間を過ごさせていただくと同時に、みなさんから元気をもらいました。お声がけいただいた田島先生には、このような機会をいただき、改めて、感謝を申し上げます。また、田島先生の都市再生に関する博士論文を拝受しましたので、しっかりと勉強をさせていただきます。サインをいただくと嬉しいですね。サインをいただくのは、東大の加藤耕一先生から私のバイブルである「時がつくる建築」にサインをいただいた以来です。また、今後の活動についても、お話させていただきました。これから、いろいろなことを田島先生とご一緒できれば嬉しいです。
それと、建築学科のある1号館の1階に、フォードの30年代のタイプAが飾ってありました。卒業生である自動車部OBで名誉教授からの寄贈とのことで、千葉工業大学の歴史を感じました。



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